【カウンセラーコラム】気づくこととマインドフルネス

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星 美和子(ほし みわこ)

臨床心理士・公認心理師
担当曜日:火(9時から16時)
担当曜日のみご予約可能です。

※プロフィール画像は、本人の特徴を反映しAIで生成したイメージ画像です。

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少しずつあたたかい日が増えてきました。服装も自然と薄手の服に切り替わり、少し気持ちも軽く…と思ったら、先日は意外と寒くて体が冷えてしまいました。もう少し早く体が冷えていることに気が付ければよかったのですが、“気づく”というのはなかなか難しいものです。でも、“気づく”ことはとても大切なことで、“気づく”だけで、対策ができるだけでなく、ものの見え方や気分が変わることもあります。

みなさんは“マインドフルネス”というワードを聞いたことがあるでしょうか。

日本マインドフルネス学会によれば、マインドフルネスとは、「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」と定義されています。なお、「観る」とは、「見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる、さらにそれらによって生じる心の働きをも観る」という意味があるそうです。リラックス効果や、ストレスを軽減する効果があるとも言われています。

何気ないことも、“体験している自分に気づく”ことができれば、 “ただ何気なく何かをしている”のとは、きっと違う体験になると思います。何も意識せずにそこにいるのと、呼吸に意識を向けて“自分は息をしているなぁ”と意識しながらそこにいるのは、傍から見ると同じでも、自分の体験としては大きく違います。もしよければ、少しやってみてもらえると違いがわかるかもしれません。私の場合、自分を少し遠くから見ているようにも感じられますが、みなさんはどうでしょうか。さらに、体に意識を向けるとまた違った体験となるでしょう。“空気が鼻から入ってきたなぁ”、“肺がふくらんだ感じがする”、“息を吐ききって体が落ち着いたなぁ”などのように。

加えて、自分の“気持ち”に“気づく”ことは、感情のコントロールにも役立つように思います。どうしようもなく不安な時に、“あぁ、自分は今、すごく不安なんだな”、“心配なんだな”と気づくこと。怒りでムシャクシャしてどうしようもない時に、“自分はものすごく怒っているんだ”、“それくらい嫌だったんだ”と気づくこと。それだけで、少し気持ちが落ち着いたり、自分に優しくなれたりするように思います。

 このコラムを読んでくださっているみなさんが、自分の本当の気持ちや感覚に気づき、少しでも生きやすい日々を送れるように願っています。

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