【カウンセラーコラム】喜ばしいことがストレスとは?

はじめまして。新しいカウンセラーの芦田美香と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
コラムには、心を健康に保つための工夫や情報を発信していきたいと思います。不定期ではありますが、時々ページをのぞいていただければ幸いです。

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芦田 美香(あしだ みか)

臨床心理士・公認心理師
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最近は暖かい日が増えてきました。道端に咲く花をみても、春だなあと感じます。春は、出会いと別れの季節であり、この春に新生活が始まる方も多いのではないでしょうか。人生の中での出発は、喜ばしいことではありますが、環境の急激な変化は、一方で大きなストレスを招く要因でもあります。
アメリカの心理学者のホームズとレイは、「人は、人生に起こる出来事(ライフイベント)に対してどのくらいストレスを感じるのか?」という研究を行いました。その結果、「配偶者の死」や「自分の病気やけが」といった悲しい出来事以外にも、「結婚」「家族が増える」「卒業」といった喜ばしい出来事にも大きなストレスがかかることを発見しました。

環境の変化は、新しい人との関わりも増え、ストレスが起きるのは当然です。そのため、春先はご自身の体と心をいつも以上に注意深くいたわってあげることが必要です。そうは言っても、日常の忙しさでケアが後回しになってしまうことが多いと思います。ストレスが高い状態が続くということは、交感神経系が優位な状態が続き、常に緊張状態の過覚醒が続くことを意味します。神経系がゆったりと落ち着いていると、日常生活で起きる課題にも、落ち着いて対応でき、自分の判断に自信がもてますが、緊張状態で物事を判断すると、冷静さに欠け視野が狭い状態のため、焦りや焦燥感から適切な判断ができず、後悔する事態になることが増えるかもしれません。また、眠りも浅くなり、健康の維持にも悪影響です。

深呼吸は、自己調整の促しに有効であり、今回は2種類の呼吸法をご紹介します。

一つ目は、リラックスするための呼吸法、10秒呼吸法です。
①1、2、3と心の中で数えながら、糸を吸うように口をすぼめて少しずつ息を吸う。
②4秒目で息を止める。
③5、6・・・10と心の中で数えながら、口をすぼめ、糸を出すように少しずつ息を吐く。

二つ目は、不安を感じたり、落ち着きたいときに行う呼吸法、15秒呼吸法です。
①1、2、3と心の中で数えながら、一気に勢いよく息を吸う。
②4秒間(1、2、3、4と数える)息を止める。
③1、2・・・8と心の中で数えながら、これ以上息が吐けないところまで、一気に勢いよく息を吐き切る。

いずれも、呼吸法を行った後の体の変化に注目しましょう。肩の力が抜けていたり、頭の中がすっきりしていたりすることに気が付かれると思います。呼吸法は、周りに気が付かれず、日常の中に組み入れやすく、効果が高いのが特徴です。環境の変化が多い春に取り入れていただき、一日10分だけでもよいので、大好きな飲み物、コーヒーが好きな方はコーヒーを自分のためにいれて、ほっと一息つける時間が確保できるとよいと思います。

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